「人材」とは、どんな人物
オンラインとモバイルへの切り替えが進む今こそ、ダイレクトマーケッターにとって有利な状況です。

「デジタル広告をリードする企業であっても、カスタマイズした広告をリアルタイムで展開する際に、決断の裏付けとなる充分な顧客情報は持っていません。ダイレクトマーケッターが参入するチャンスがここにあります。顧客に関する自社のインサイトと、広告代理店が企画したオンライン戦略との間にあるギャップを埋めるスキルを備えているからです。」

しかし、こうした応用力のあるスキルにより、これまで以上に効果的なオンライン広告を展開できる可能性がある一方で、ダイレクトマーケッター自身も、デジタルメディアの可能性を最大限に活用する努力を怠ってはなりません。全社規模でデジタルに対する意識を強化する必要性が高まる中、デジタルに精通した新卒社員の採用は、抗いがたい麻薬のようなものです。しかし、若手の獲得に向けて猪突猛進するだけでは、目的への道半ばに過ぎません。

エキスパートならではの経験豊かな頭脳をデジタル時代に適応させていくことが、若さのバイタリティーを求めることと同じくらい大切なのです。

絶妙なバランス
フレッシュな人材から得られるエネルギー、熱心さ、そして何よりも、デジタル世代の専門知識に予算をつぎ込むのもいいでしょう。しかし、デジタル時代の最前線で成功を目指す定評あるブランドにとって重要なのは、顧客に関するインサイトがどこにあるかを見失わないことです。

エキスパートならではの経験豊かな頭脳をデジタル時代に適応させていくことが、若さのバイタリティーを求めることと同じくらい大切なのです。それには、全社規模のデジタルトレーニングにより、エキスパートたちのアナログ的思考を進化させねばなりません。つまり、これまでの実績を支えてきたマーケティング理念と顧客に関する知識を維持しながら、その理念とインサイトをデジタル化した市場に効果的に適応させるための能力開発です。

デジタル世代とエキスパート、それぞれが強みを発揮する一方で、互いの持つ能力を提供しあうことが必要なのです。では、デジタル世代と経験豊かなエキスパートの縁結びを通して、デジタル時代に名声を築くための競争力を強化していきましょう。