健康増進アプリを活用し、高齢者の見守り支援

5 Nagaoka

令和2年度『NaGaOKaオープンイノベーション(長岡版オープンイノベーション事業)』に採択!リマークの健康増進アプリ『GoodLife(グッドライフ)』を活用した“中山間地域に住む高齢者の見守り支援”の実証実験が開始

ICT等の技術や新しい考え方などを活用して長岡市がもつ課題を解決するために、民間事業者から解決アイデアを募集し、実証実験に取り組む事業『NaGaOKaオープンイノベーション(長岡版オープンイノベーション事業)』に、リマークジャパン株式会社(以下、「リマーク」)が提案した【みんなで健康、みんなで見守り-健康アプリとウェアラブルデバイスを活用した、地域みんなで行う見守り-】が採択され、令和3年1月下旬から令和3年3月中旬をめどに長岡市内にて実証実験が開始されました。

<長岡市が抱える課題背景>

長岡市の中山間地域では、家族や集落内の共助により高齢者の生活の様子や健康状態、安否の確認などの見守りが行われてきました。しかしながら、核家族化や少子高齢化により集落内の人口、とりわけ若手世代が減少し見守りの担い手不足に伴う共助力の低下が進んでいます。

また、転倒や急病など高齢者が従来から抱えてきたリスクに加え、最近では熱中症や感染症など新たなリスクも増えていることから、これまでよりきめ細かな体調管理等を行うことの重要性が高まっています。

<解決したい課題>

・家族・集落内の共助力が低下する中でも高齢者の見守りができる仕組みの構築

・高齢者が抱える健康リスク等への対応(緊急事態の検知や体調変化の早期発見)

<実証実験の概要>

リマークが開発した健康アプリとウェアラブルデバイス(歩数や心拍数等が測れる腕時計)を活用し、中山間地域に住む高齢者の方の健康増進を促しつつ、家族や地域の方にも参加いただき、楽しくみんなで健康になるための歩数や運動数値を競い合う仕組みを作ります。その仕組みの効果として、家族や地域の方にご参加いただくことにより、健康に向けて競い合うだけではなく、「○○さん、今日はあまり歩いていないみたいだなぁ。体調でも悪いのかな?」と家族や家族以外の地域のお友達、ご近所さんが気づくことで、周りからの声掛けを早めに行うことが可能となり、監視されている感の無い“みんなで健康になりながら、みんなでお互いを見守る”環境の構築を検証します。

今後もリマークグループおよび海外研究機関の協⼒による海外の知⾒を自治体が抱える課題解決のために、弊社健康増進アプリを提供することで、長岡市をはじめとする自治体の課題解決に貢献したいと考えております。

メディアに本実証実験が取り上げられました!

新潟日報 - 2021年2月18日

保険毎日新聞 - 2021年3月10日

毎日新聞 - 2021年4月6日